外部ファイル化
CSSの外部ファイル化
外部ファイル化のメリット
コードの再利用性
外部 CSS ファイルを使用することで、複数の HTML ページで同じスタイルを適用できます。これにより、スタイルの一貫性を保ちながら、コードの再利用が容易になります。
メンテナンスの容易さ
スタイルを一箇所にまとめることで、メンテナンスが容易になります。スタイルの変更が必要な場合、外部 CSS ファイルを修正するだけで、すべての関連する HTML ページに変更が反映されます。
HTML コードの可読性向上
スタイルを外部ファイルに分離することで、HTML コードがシンプルで読みやすくなります。これにより、HTML ファイルの可読性が向上し、開発者がコードを理解しやすくなります。
手段
html の Head タグの子要素の link タグを使用します。
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<title>Example Page</title>
<link rel="stylesheet" href="styles.css" />
</head>
例
以下の html ファイルの style 要素内を外部ファイルにします。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<title>Example Page</title>
<style>
body {
font-family: "メイリオ", "MS Pゴシック", sans-serif;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>こんにちは</h1>
</body>
</html>
元の html ファイルは次のようになります。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<title>Example Page</title>
<link rel="stylesheet" href="styles.css" />
</head>
<body>
<h1>こんにちは</h1>
</body>
</html>
この例では、CSS 部分を同一フォルダ階層の style.css というファイルに次のように記載しています。
@charset "utf-8";
/* フォントの初期設定 */
body {
font-family: "メイリオ", "MS Pゴシック", sans-serif;
}
外部 CSS ファイルを使用する場合は、@charset “utf-8”;を最初の行に記述することが推奨されます。これは、外部 CSS ファイルが独立したファイルであり、エンコーディングを明示する必要があるためです。CSS を style タグ内に記載する場合、通常は@charset “utf-8”;の宣言は不要です。これは、HTML ドキュメント自体がすでに UTF-8 エンコーディングを指定しているためです。